何が起きた?
- 2025年9月18日(米国):SECがNYSE・Nasdaq・Cboeの現物型クリプトETFの一般的な上場基準を承認。
→ これまでの**個別審査&長期審査(最大240日)**から、標準化ルールで最短約75日に短縮へ。
なぜRipple/XRPに関係ある?
- これまではビットコインとイーサリアム中心だったが、ソラナやXRPなど他資産の現物ETFも上場しやすくなる道が開けたため。
- **XRPは小売向け売買は“証券ではない”**との司法判断を経て訴訟も終結済みで、制度面の不確実性が低下。ETF検討の土台が整ってきた。
初心者向けポイント(メリット)
- 証券口座だけでXRP価格に投資できる可能性(取引所口座や自己保管が不要に)。
- 資金流入の間口拡大(年金・投信などの参加がしやすくなると、出来高や流動性が向上することが多い)。
- 透明性・監視強化(ETFは監査・保管・開示などのガバナンスが前提)。
注意点(リスク)
- 即時にXRP現物ETFが承認されると決まったわけではない(各社の申請内容・保管体制・市場監視協定などの要件は依然重要)。
- 短期は“材料出尽くし”の変動も(承認期待→発表直後の利確など、市場は行き過ぎやすい)。一般論として留意。
- 規制は変化し得る(運用細則や監督の厳格化でスケジュールが前後する可能性)。
いま押さえるべきチェックリスト
- どの運用会社が“XRP現物ETF”を申請するか(運用会社・カストディ・監査体制)。
- SECの審査タームライン(標準化により最短約75日目安だが、個別論点で長引くことも)。
- 市場の出来高・流動性の推移(承認観測→報道→出来高増のサイクルに注意)。
まとめ
- SECのルール変更で“XRPを含む現物型ETFの実現可能性が現実味”。ただし各社の申請とSECの最終判断次第。
- 訴訟終結で法的リスクは後退しており、ETF・機関マネーの導線整備が今後の焦点。
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