はじめに
2025年8月、Ripple社が発表した新しい米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」。
この通貨は、SBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所 SBI VC Trade を通じて、2026年初めにも日本で提供される予定です。
この記事では、RLUSDの特徴と、日本市場に与える影響を初心者にも分かりやすく解説します。
RLUSDとは?
RLUSD(Ripple USD) は、Ripple社が発行する 米ドルに価値を連動させたステーブルコイン です。
- 1 RLUSD ≒ 1 USD(米ドル)
- 米ドル資産などで裏付けされるため価格が安定
- ブロックチェーン上で送金・決済・取引が可能
👉 これまでの仮想通貨(BTCやETH)と違い、価格変動が小さいのが最大の特徴です。
RippleとSBIの提携
Rippleは長年、日本での事業展開を SBIホールディングス と提携して進めてきました。
- SBI VC Trade がRLUSDの日本での流通を担う予定
- 金融庁の認可・ライセンスを得た上で提供される見込み
- 2026年初めのローンチが計画されている
👉 日本での利用は「金融規制をクリアした安心感」がポイントです。
RLUSDがもたらすメリット
1. 安定した決済手段
- 価格変動が激しいビットコインやイーサリアムと違い、1ドル=1RLUSD で安定。
- 日常の決済や国際送金に使いやすい。
2. 海外送金の効率化
- Rippleの送金ネットワーク(XRPL)を利用すれば、即時・低コストで海外送金が可能。
- 日本からアジアやアメリカへの取引に強み。
3. DeFi・投資の基盤
- DeFi(分散型金融)サービスの担保資産や取引用の基盤として活用される可能性。
- 機関投資家の資産運用にも利用が広がる見込み。
初心者が注意すべき点
- まだ提供前(2026年予定)
→ 現時点では購入・利用できない - 規制リスク
→ 金融庁の承認状況によっては遅れる可能性 - 利用対象
→ 当初は機関投資家中心。その後、一般投資家に広がるかは未定
まとめ
- RLUSDはRippleが発行する米ドル連動のステーブルコイン
- SBI VC Tradeが日本での提供を予定(2026年)
- 決済・送金・投資など幅広い用途に期待できる
- ただし、規制や提供時期を見極める必要あり
👉 日本におけるステーブルコインの新しい選択肢として、RLUSDは今後大きな注目を集めそうです。
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