1. 仮想通貨=危険なのか?
仮想通貨は「危険」「怪しい」というイメージを持たれがちです。
理由は👇の3つに集約されます。
- 過去に 大規模な詐欺やハッキング事件 があった
- 値動きが激しく、投資リスクが大きい
- 法整備がまだ発展途上で、トラブル時に守られにくい
しかし正しく理解し、対策を取れば 安全に利用できる投資先 です。
2. 過去の代表的な事件・トラブル事例
🔹 ① マウントゴックス事件(2014年)
- 東京拠点の取引所「Mt.Gox」がハッキングされ、**約85万BTC(当時400億円以上)**が消失。
- 世界中に衝撃を与え、「仮想通貨=危険」というイメージを決定づけた。
🔹 ② コインチェックNEM流出(2018年)
- 国内大手取引所コインチェックで、580億円分のNEMが流出。
- 管理体制の不備が原因で、日本の規制強化につながった。
🔹 ③ 詐欺ICO(2017〜2018年)
- 「将来有望」と煽って資金を集めたが、プロジェクトが消滅するケースが多数発生。
- 実態は「ポンジスキーム(出資金を回すだけの詐欺)」だった事例も多い。
🔹 ④ 海外の取引所閉鎖
- 登録されていない海外取引所が突然閉鎖し、預けていた資金を失うケースもある。
3. 仮想通貨の主なリスク
- 価格変動リスク
短期間で数十%上下するのは珍しくない。 - ハッキングリスク
取引所やウォレットが攻撃される可能性。 - 詐欺リスク
怪しい投資案件や、SNSでの「必ず儲かる」勧誘に注意。 - 規制リスク
国の方針次第で取引や利用が制限される場合がある。
4. 初心者ができる安全対策
✅ 取引所選び
- 金融庁登録の国内取引所を利用(bitFlyer, GMOコイン, bitbankなど)
- 海外取引所は初心者にはリスクが高い
✅ 資産の保管方法
- 長期保有は ハードウェアウォレット(Ledger, Trezor)を利用
- 取引所に置きっぱなしは危険
✅ セキュリティ強化
- 2段階認証(Google AuthenticatorやSMS)を必ず設定
- パスワードは使い回さない
✅ 情報リテラシー
- 「必ず儲かる」「元本保証」は100%詐欺
- プロジェクトは公式サイト・ホワイトペーパーを確認
5. 仮想通貨は本当に危険?
- 危険=間違った使い方をすると危ない
- 金融庁登録の取引所を使い、ウォレットで資産を管理すれば安全性は高まる
- 株やFXと同じく「リスクを理解して対策する」ことが重要
まとめ
- 仮想通貨は過去に大規模な詐欺・ハッキング事件があり「危険」と言われる
- 主なリスクは 価格変動・ハッキング・詐欺・規制
- 初心者でも 国内取引所+ウォレット+2段階認証 を徹底すれば安心して利用可能
- 「楽して儲かる話は存在しない」と心得るのが最大の防御策
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