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リップル(XRP)とは?特徴・仕組み・将来性を初心者向けに徹底解説【2025年最新】

1. リップル(XRP)の基本情報

  • 通貨名:リップル(Ripple / XRP)
  • 誕生:2012年
  • 発行企業:Ripple Labs(米国企業)
  • 用途:国際送金・決済ネットワーク
  • 特徴:銀行や送金業者と提携し、「安く・速く・安全に」資金移動できる通貨

2. リップルの目的

  1. 国際送金の効率化
    • 従来:銀行間送金は数日かかり、手数料も高い
    • XRP:数秒で完了し、手数料は数円以下
  2. 中継通貨として機能
    • ドル → 円 のような両替に直接対応しなくても、
    • ドル → XRP → 円 と経由することでスムーズな交換が可能
  3. 企業・金融機関向け
    • 個人投資だけでなく、銀行や決済サービスの実需を意識した暗号資産

3. リップルの仕組み

  • XRP Ledger(分散型台帳)
     XRPの取引を管理する独自のブロックチェーン。
  • コンセンサスアルゴリズム
     ビットコインのような「マイニング」ではなく、独自の合意形成方式を採用。
     これにより処理速度が高速(数秒以内)になっている。
  • 供給量
     最大1000億XRPが最初に発行済み。新規発行はなく、配布管理はRipple社が行う。

4. リップルの強み

  1. 圧倒的な送金スピード:数秒で送金完了
  2. 低コスト:国際送金手数料が数円程度
  3. 提携先の多さ:三菱UFJ銀行、アメリカン・エクスプレスなど大手企業と連携実績
  4. 実需性:投機だけでなく、実際の送金システムに使われる

5. リップルの課題

  1. 中央集権的
     Ripple社が大量のXRPを保有しており「分散性」に疑問を持つ人も多い
  2. 規制リスク
     米国SEC(証券取引委員会)との訴訟問題が長年続いた(2023年に一部解決)
  3. 競合の存在
     SWIFTやステーブルコイン、中央銀行デジタル通貨(CBDC)がライバルになり得る
  4. 投機的な価格変動
     実需はあるが、投資市場では投機対象として急騰・急落することがある

6. リップルの歴史(簡単なタイムライン)

  • 2012年:Ripple社設立、XRP発行開始
  • 2015年:世界の銀行と提携開始
  • 2017年:仮想通貨ブームで価格急騰
  • 2020年:SECがRippleを未登録証券販売で提訴
  • 2023年:裁判で「XRPは証券ではない」との部分的勝訴 → 価格が上昇
  • 2025年:法的位置付けがより明確になり、ETFなどの議論も浮上中

7. 初心者向け購入ステップ

  1. 国内取引所で口座開設
    • bitbank、GMOコイン、SBI VCトレードなどXRP対応取引所あり
  2. 本人確認を完了
    • 免許証やマイナンバーカードで認証
  3. 日本円を入金してXRP購入
    • 数百円から購入可能
  4. ウォレットに移動して保管
    • 大きな金額は取引所に置かず、Ledgerなどハードウォレット推奨

8. 将来性の見通し

  • 短期的:規制明確化や訴訟解決が投資家心理にプラス
  • 中期的:国際送金システムに組み込まれると利用価値が高まる
  • 長期的:CBDCや他の送金手段との競争に勝てるかがカギ

まとめ

  • リップル(XRP)は国際送金に特化した仮想通貨
  • 強みは「高速・低コスト・企業提携」、課題は「中央集権性・規制リスク」
  • 投資だけでなく、実需に裏付けされた数少ない暗号資産
  • 初心者は少額購入+ウォレット保管+最新ニュースのチェックが鉄則
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